印鑑証明=現金?
車買取会社は「冷やかしで話しているのか?」、「本気で売ろうとしているのか?」、会話の中でさりげなくお客さんの真剣度と探っています。
仮にあなたが相場を調べるつもりで話をするとしても、印鑑証明を持って話をしてください。
印鑑証明を持っていることをタイミングを見て伝えましょう!
なぜなら、車買取会社にとって、「印鑑証明がある」=「その日に現金に変わる」からです。
それにより車買取会社の真剣度が変わります。
これ以上だったら買えないと言われてからも、駄目もとで「あと1万円つけてくれたら売りますよ」と潔く言えば、その条件を呑んでくれるかもしれません 。
ただし、このセリフを出すなら印鑑証明を持って、実印を持って、今すぐに売買手続きができる状況でないと無理かもしれません。
なぜなら心理の問題です。
目の前に利益が生まれるのです。
現金を見逃すか、わずかでも儲けるか?
車の買取以外の場面で考えると分かりやすいでしょう。
ある時、友達9人で飲み屋さんに行きました。
お店の前にいる店員さんに声をかけられ、値段を聞くと1万5千円と言われました。
高級店すぎて、さっさと帰ろうとしたら、1万2千円にするよと言われました。
そこで1万円にしてくれたら入っても良い、と言ったら、店長さんが出てきて1万円は無理です諦めます、と言われたので、いいんですか?9万円売上が上がるのと、ゼロ円とどちらが良いですか?
この一言が聞いたようで、「分かりました。1万円で良いです」と言われ、後に引けずに入店した経験があります。
目の前の現金はパワーがありますよね。
それは車買取会社も同じです。
印鑑証明を持っている人は、今度の休みに印鑑証明を持ってくるという人よりも確実なのです。
車買取会社にとってある意味印鑑証明は現金と同じなのです。
だから、印鑑証明を取って売る気満々だと伝えることは、車買取会社も本気で高値を指してくれるでしょう。